有田町の県立九州陶磁文化館で、新収蔵品展が開かれている。2019年度に購入、寄贈を受けた47件292点の陶磁器を展示。初期伊万里から幕末・明治期にかけての優品や、東京五輪・パラリンピックのエンブレムを手掛けた美術家の野老ところ朝雄さんの作品などが堪能できる。10月4日まで。月曜休館。
近世から現代までの皿やつぼ、碗(わん)などを展示。「染付吉祥字斜格子文碗(そめつけきっしょうじしゃこうしもんわん)」は、1610~30年代に作られた初期伊万里。冨貴や宝など幸運や福を表す文字がちりばめられている。
「色絵亀甲割鳳凰文大花瓶(いろえきっこうわりほうおうもんだいかびん)」は、有田焼の窯焼き(製陶業者)だった南里嘉十(かじゅう)の大作で、英国からの里帰り品。1870~80年代の制作で、子孫が寄贈した。八角形を組み合わせた着物の図案を取り入れたのが特徴。八角形の中には、縁起の良い鳳凰やくす玉などを描いた。高さ約90センチの一対で、絵柄が左右対称になっている。
幕末・明治期ごろに有田焼などを輸出した有田の豪商、久富家や田代家が手掛けた華やかな碗皿などもそろう。
現代では、昨年同館で「有田×野老」展を開いた野老さんの作品も並ぶ。青を基調に、どの辺を組み合わせても模様がつながるタイルや、5050個の水玉で紋様を描いた皿などが楽しめる。(古賀真理子)
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September 06, 2020 at 04:10PM
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近世から現代の47件展示 - 佐賀新聞
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