2020年03月10日00時26分
新型コロナウイルス対策を議論する政府の専門家会議は9日、会合を開き、国内の現状について「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度、持ちこたえている」との見解を示した。今後、全国で実施しているイベント自粛など対策の効果を見極め、19日ごろに評価を公表する。
専門家会議は先月24日、「これからの1~2週間が急速な拡大に進むか収束かの瀬戸際」とする見解を公表。9日で2週間になるが、この間、同会議は多くの人が近距離で会話を交わす場を避けるよう求め、安倍晋三首相が大規模イベントの自粛や一斉休校を要請したため、専門家会議の新たな見解に注目が集まっていた。
同会議は、感染は増えているものの、感染者の小規模集団「クラスター」が拡大する前に発見できた例もあり、増加スピードの抑制につながっていると分析した。
同会議は感染者が100人を超えた北海道に対し、軽い風邪の症状でも外出を控えることなどを求めたが、その効果に関する評価を19日ごろをめどに公表するとした。同会議で座長を務める国立感染症研究所の脇田隆字所長は記者会見し、全国で実施されている大規模イベントの中止や延期などの効果も同日ごろ明らかになるとし、「それまでは現状の対策を続けるようお願いしたい」と話した。
同会議は長期的な見通しについて、「国内での流行をいったん抑制できたとしても、いつ再流行してもおかしくない状況が続く」と指摘。クラスターを早期発見する態勢の確立が不可欠とした。
2020-03-09 14:10:31Z
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